ワークライフバランスのジェネレーションギャップ

ついに指導教員に卒論の第1稿を投げつけ、ざっと読んで問題ないとのコメントをいただき、卒業の兆しが見えてきた限界大学生です。

今日はハラスメントとか、ワークライフバランスとか、世代間でギャップがあるなあということについてつらつらと書きたいと思います。

 

卒論を書くにあたって、最初は9時から17時で健全にフルタイムでやろうとしたのですが、気づけば夜が遅くなって、朝が遅くなって...

昨日も第1稿を送り付けたのは18時前。それに対して先生は22:40に連絡をくださいました。ちなみに連絡手段は既読がわかるチャットです。

締め切りが迫るこちらの身からしたらありがたいのかもしれませんが、22時過ぎて、お風呂に入ってまったりしようとしているところに来てしまい、返信をしなければと思うのってストレスですよね。

以前は22時以降は返信しないというマイルールでやっていましたが、こう迫ってくると守りづらい...

となると権力を持つ指導教員側が線引きして、遠慮してくれるのが理想ですが、そうはいかないわけで...これはハラスメントではないと思いますが、このような自分の影響力に無自覚なところからハラスメントに発展するのではないかと思います。

ハラスメントとはよく言いますが、結局何がハラスメントで何が耐えるべき指導なのか、指導する側もされる側もわからなくなっているような気がします。

指導教員からしてみれば、「自分は上に詰められながら、昼夜関わらず研究に必死に取り組んだおかげで今があり、今の学生にも同じことをしてあげるのが愛情だ、愛情を注いだにもかかわらず、ハラスメントと言われて、恩を仇で返されるなんてけしからん」って感じみたいですが、その過程ではメンタル壊して夢破れている人が何人もいて、ハラスメントにたまたま耐えられた人たちが生き残っているわけですよね。

今の若い人は弱いといいますが、休む時は休み、働く時は働く権利を主張しているだけなのではないかとも思うわけです。

そしてその昼夜関わらず、可処分時間をすべて研究なり仕事なりに費やすことができる背景には、経済的にも物理的にもケアをしてくれる、家事をしてくれる誰かがいたからなのではないかと思うわけです。

今の30代の方々でポストに就かれ始めている先生方は残念ながら男性ばかりですが、前時代的に全可処分時間を研究しているわけではなく、きちんと子育てに参画したり、自分の権力に自覚的に行動したり、かなり今の学生に近い考え方を持っているようにも感じます。

その分年齢が上の先生方との軋轢とかもありそうですが...

大学という組織の中も少しずつ世代交代して浄化されていくのかなと少し希望が持てています。ジェンダーに関してはあまり希望を持てませんが...

 

結論が散逸になってしまったので少しまとまったら追記したいと思います。

ではまた。